パーマのこと
美容院で何気なくしているパーマなぜもともと
カールがないところにカールができるのか
気になったことはありませんか?
今回はパーマの仕組みのおはなしです。
髪の毛の成分は、皮膚や爪と同じケラチンという
タンパク質でできています。
そしてこのタンパク質は18種類のアミノ酸から
構成されています。
その中で最も多く髪の毛に
含まれているの「シスチン」です。
シスチンのシスチン結合は切り離したりくっつけたり
することが出来ます。
実はこの特性を用いてパーマをかけることが出来るのです。
多くのパーマ液1は剤と2剤に分けられ、
まずロッドを巻いて髪の毛のカール感を決めます。
↓
1液→髪の毛の中のシスチン結合のつながりを切り離す
↓
2液→切り離したシスチン結合を再びくっつける。
※2液は2度づけすることで
シスチン結合がよりしっかりと結びつく働きがある。
このような流れがパーマを作りの基本となります。
ホット系パーマ、、デジタルパーマの
デメリットもご紹介していきます。
ホット系パーマはロッドをあたため使うため
↓
根本付近からのウェーブはつけれない。
つまりトップの方にボリュームを出すようなスタイルを
作ることは難しい
またパーマの持ちが良い分
短期間での繰り返しの施術が難しい
(熱を加えるパーマは髪の毛にかかる負担も
大きいため髪の毛の質感がより
硬くなるおそれもあります)
ホット系パーマの良いところも
たくさんありますがまだまだ髪の毛に
かかる負担を軽減することは難しく
一度かけるとスタイルチェンジも
難しいためcouleurではお取り扱いを
しておりません。
カラーを含めパーマもまた薬剤を
髪の毛につけて内部の構造を変化
させることによって生み出すものです。
より髪の毛に負担なくヘアを
楽しんでいただけたらと思います。